管理職クラスの人たちこそ、株式投資を始めてほしい
こんにちは、やまてんです。
先日、来年度の事業部目標が部長から発表されました。
発表内容は難ありでしたが、結果的に新たな米国株投資家を誕生させられるかもしれません。
粗利と営業利益を理解できない事業部長
部長渾身の一作は粗利と営業利益がごちゃ混ぜになった発表で、香ばしい内容でした。
事業部長クラスの人がこの有り様で悲しくなりましたが、その後に事業部全体に衝撃が走ります。
なんと、事業部内でこの事態を把握できたのが2人しかいなかったことです。
さらに、私は発表内容にダメ出ししてしまいました。
(圧倒的 油断っ・・・!!)
思わず口を滑らせてしまったせいで、会議室の空気が変な感じになってしまいました。
目指せ、営業利益〇〇%!!
事業部長や社長に位置する人は、会社の将来価値を大きくするための方向性を示すことが仕事のはずです。
そのためには、今の価値を捉えるためにも最低限の財務諸表を読み解く力が必須だと思います。(というか、どうやって目標設定したんだ)
ですが、サラリーマンとして着々とステップアップすれば、会計を知らなくても事業部長になれちゃうのが(ちょっと前までの)日本です。
それにしても無知な人が作る年度目標は恐ろしいものです。
比率だけを見ると、日本取引所グループ、ユー・エス・エス、キーエンス、等の超優良企業と同じレベルを達成する必要が出てきてしまいました。
株式投資を通じて、会計を身につける
とは言え、現実問題として会計の勉強をやりたくないという人がいるのも事実です。
そうした時にうってつけなのが株式投資です。
そう、株価の分析方法の1つ「ファンダメンタル分析」です!
ファンダメンタルズ分析は、財務状況や業績をもとにして、企業の本質的な価値を分析する方法です。会社の価値に対して株価が割安か、今後の成長が見込めるかを分析して株を買います。http://orekabu.jp/fundamentals-analysis/
ゲスでいい加減な言い方をすれば、会計の知識を使って株で一儲けしようという話。
会社のお金だとまったく真剣になりませんが、身銭を切る株式投資だと途端に目の色を変える人がほとんどです。
一通り怒られた後にファンダメンタル分析の話をしたら、目を輝かせるではありませんか。
不純な動機でも良いから何事にも興味を持つこと、小さな1歩でもいいからとにかく始めることが非常に重要です。
…課長、あなたも分かっていたのなら課長の口から言ってくださいよ。
1日1歩ずつ人生変えていこう!
米国個別株デビュー!【ACN】10株を購入
こんにちは、やまてんです。
冬のボーナスを使って、ついに米国個別株をデビューしました!
今回は、1年以上前から気になっていたアクセンチュアに手を出しました。
【ACN】アクセンチュアとは
アクセンチュアは世界最大級の経営・IT系コンサルティング企業です。
コンサルティングと言うと何をしているのかイメージが湧かないと思いますが、一言で言うと相談相手に「傾向と対策」を教える仕事です。
「対策」の手法として、ITを使った業務のアウトソーシング・効率化、M&A、マーケティングの提案など、様々な業務を行うために何をしているかが見えにくくなっています。
要は、相談相手のパフォーマンスを最大化するためには手段を選びません。
また、企業によっては対策を言うだけでなく、一緒になって実現のお手伝いもしてくれます。
そのため、コンサルティング企業で働く人には多方面においてジェネラリスト以上スペシャリスト以下ぐらいの知識を求められることもあります。
そんな中でアクセンチュアは、ITを駆使したコンサルティングを得意としています。
2017年は人材不足気味なのか、IT企業に勤めているとマイナビエージェントからアクセンチュアの求人が定期的に送られてきます。
ちなみに、ライバル企業としてIBMがよく引き合いに出されます。
株価・業績について
株価の推移(2008年~2017年)
2008年~2017年の10年間で約40ドルから140ドルまで上昇しています。
また、配当利回りは2009年以降2%前後で一貫しています。
売上・営業利益の推移(2008年~2017年)
リーマンショック後の2009年~2010年は売上が落ちていますが、以降は6%前後の成長を維持しています。
営業利益もほぼ同じ動きですが成長率が8%前後のため、少しずつ営業利益率が高まっています。
配当・配当性向の推移(2008年~2017年)
驚いたことのは、リーマンショック後の2010年で配当金を倍にした点です。
2011年に配当が若干落ちていますが、基本的に右肩上がりです。…日本株とは大違い。
このグラフを見る限り当面は増配し続けてくれると思いますが、配当に合わせて配当性向も右肩上がりなのが少し気がかりです。
EPS・自己資本比率の推移(2008年~2017年)
EPS・自己資本比率ともに上昇しています。
一見すると安心感があって良いのですが、最大の資本投入先が人材であるべきコンサルティング業界では、素直に喜んでいいのか注意すべきかもしれません。
アクセンチュアの今後
アクセンチュア含め、コンサルティング業界は高給取りだけど超忙しい、というイメージが定着しています。
ただ、少なくともアクセンチュア日本法人では、高給取りを希望しなければ日系企業と同程度の仕事量で過ごすことが可能になりつつあるようです。
リンクを本記事の一番下に配置しますが、働き方改革制度を立ち上げて実際に行動しています。
巷では口だけの働き方改革が流行していますが、アクセンチュアでは1歩ずつ試行錯誤しながら行動できているようです。
こうした取り組みを実際に行動できていること、その結果を数値として把握していること。地味で基本的なことをしっかり行う会社なので、長期ホールドで見守っていこうと思います。
1日1歩ずつ人生変えていこう!
▼売上などの集計は、モーニングスターのWEBページを利用しています
▼アクセンチュアの働き方改革制度について
ルールに従うだけ、2017年12月のトルコリラ買建
こんにちは、やまてんです。
私はサテライト資産として、FXを使ったトルコリラ積立投資を行っています。
サテライト資産とは…コア・サテライト戦略という資産運用手法の中で、ハイリスク・ハイリターンの資産を指します。当然ですが、資産のごく一部をサテライト資産にあてるのがリスクを抑える基本になります。
トルコリラFXはスワップポイントという金利のようなものが非常に高く、レバレッジ1倍で利回り約10%というふざけた金融商品です。
過去のトルコリラ/円相場を見れば非常にリスキーですが、毎月手動で積立投資しています。
積立履歴
こんな感じで毎月第2月曜日前後に、ルールを決めて買い注文しています。
12月時点の投入金額や月のスワップポイントは以下の通りです。
本来は毎月25,000円投入する予定なのですが、1年で半年も入金しない、非常にいい加減な入金状況です。
また、購入平均単価を下げるために一部の注文を決済しています。
仮想通貨の納税でお腹いっぱいなので、わざと52円赤字になるよう調整しました。
選択肢を増やしておくことが、1つの分散につながる
この1年でFX、仮想通貨、米国株と様々な金融商品に手を出していきました。
投資に関しては人によって最適解への意見がバラバラですが、私としては個人の好みで選んでいけばいいと思います。
じゃあ自分がどの投資に向いているか・好きになれるかと言うと、実際にやってみるのが一番です。
やってみて自分に合わなかったな手放せばOKですし、やってみると金融商品ごとの特徴を感覚でつかむことが出来ます。
私の場合はFXでレバレッジ5倍以上は精神的に影響することが分かったので、1~3倍の低レバレッジを基本として今後も資金投入していきます。
1日1歩ずつ人生変えていこう!
▼現在は、以下のルールに従って黙々と続けています。トルコリラ/円相場のチャートも掲載しています
サラリーマン、平日から税務署に行く(後編)
こんにちは、やまてんです。
12月8日に仮想通貨の利益の計算方法を相談するため、税務署まで行ってきました。
何か良い方法はあるかと有休取って聞きましたが、結論はFAQの通りに申告せよ、と期待外れ。しかし何度か質問を投げてみたら、ちょこっと光の見える回答をいただきました。
基本はFAQ通りに申告すること…しかし?
仮想通貨の確定申告で一番問題になるのは、仮想通貨⇔仮想通貨で取引をする度に円換算の損益を出さなきゃいけない点です。
この計算が現状のデータでは不可能なため相談しに行ったのですが、「FAQの通りに申告して下さい」の一点張り。…その計算が出来ないっての。
そこで、以下の案を職員の方に話してみました。
- 仮想通貨を買うのに使った日本円のトータルを確認する…(A)
- すべての仮想通貨をBitcoinに両替して日本円と交換する…(B)
- (B)ー(A)=雑所得
すると、「私からはFAQの通りにとしか言えませんが、そういうやり方もあるにはありますよね。もっともだと思います。」とのこと。
要するに、立場上は認められないが実質的に問題がないという話です。
※あくまで相談した税務署職員の一回答になります。不安な方は極力FAQの通りに確定申告しましょう
後はさっさと円転するだけ
こうなれば、後は円転して先ほどの計算式で雑所得を申告するだけです。
速攻でビットコインの指値売却を登録して、後は2~3日に一度チャートを確認するだけです。
確定申告だけでなく面倒ごとはさっさと進めて、分からない時はその道のプロに教えてもらいましょう。そうした方が後々苦労せずに済むものです。
これからの仮想通貨は、法定通貨勢による規制との戦いに
仮想通貨の世界は目まぐるしく発展しています。
この1年でビットコイン決済ができる箇所が増え、日経でも定期的にビットコインが取り上げられるようになり、仮想通貨で億り人が何人も誕生しました。
一方で、法定通貨を発行している国にとっては邪魔な存在でしかありません。仮想通貨の時価総額は30兆円を超え、どんどん存在感を増しています。
お金は良くも悪くも信頼によって価値が維持されます。
仮想通貨が自国の通貨より世界的に認知され信頼されるようになると、国は困るはずなんです。信頼度のバランスから相対的に自国通貨の価値が下がるからです。
おまけに、法定通貨は経済政策の名の下でお金を自由に刷ることができます。国目線で言ってしまえば、自分の都合でお金を作れてしまうのです。
仮想通貨に通貨の主導権を渡すということはこの権利を放棄することと同義なため、ここれから仮想通貨には規制がどんどん入ると思います。
特に決済を目的とした仮想通貨には、厳しい展開が待ち構えているでしょう。
来年も『遊び』程度にやりましょう
そういった意味では、法定通貨の決済高速化・コスト削減に焦点を当てているリップルは生き残る可能性があります。法定通貨に飲み込まれる形ではありますが。
2018年の仮想通貨も激変の連続だとは思います。
個人的には米ドルとリップルが手を組む未来に期待しているので、来年はリップルに投資しようと思います!
もちろん、昨年と同様に手取り月収以下の金額を投入する予定です。
1日1歩ずつ人生変えていこう!
サラリーマン、平日から税務署に行く(前編)
こんにちは、やまてんです。
今日は午前休をもらって税務署に行ってきます。
今回行くことになったのは、今話題の仮想通貨。
仮想通貨⇔仮想通貨で取引をした時に円換算の損益を出さなきゃいけないのですが、手元の資料からじゃ算出できないよ、ということで税務署に問い合わせした結果、行くことに。
※持っている仮想通貨をすべて円転して、総収入を出すことは可能です
後日、税務署訪問の結果を記事にしますが、無策で電話をかけると以下のようになります。
税務署職員も困っている
12月1日に税制のFAQを出してくるあたり、酷い仕打ちです…。そうは言っても脱税で摘発されると追徴課税があるのでしっかり申告しましょう。
そこで、12月4日に税務署に問い合わせしてみました。
やまてん:すみません、仮想通貨の雑所得について問い合わせしたいのですが…。
職員A:か、仮想通貨?…えー2番におかけくださいね。
やまてん:( ^ω^)
…(電話かけなおし)
やまてん:すみません、仮想通貨の雑所得について問い合わせしたいのですが…。
職員B:か、仮想通貨?…えー……税務申告の詳しい者に変わりますね。
やまてん:(;^ω^)
職員C:仮想通貨の雑所得ということで…えー何かしらの資料を見て問い合わせいただいたのでしょうか?
やまてん:( #^ω^)
やまてん:えー、今年の9月にタックスアンサーNo.1524で大まか指針が公表されていたと思います。他にもFAQのPDFが公表されていると思います。
職員C:…はい、ただいま確認いたしました。そうですね…仮想通貨に関しては調整しているところもございまして(?)。何か収支結果が分かる取引履歴みたいのものを持参して、12月8日(金)に来れますでしょうか。
やまてん:かしこまりました。ただ、相談したかった内容としては、手元の取引履歴では取引ごとの円換算損益が出せなくて困っている、ということなんですよね。
職員C:はぁ…。当日中に回答が出せないかもしれませんが、何卒よろしくお願いいたします。
やまてん:…はい(えぇ…有休が無駄になるの?)。
仮想通貨の確定申告が必要な人・必要じゃない人
このような感じで税務署の現場サイドも非常に困惑している様子です。
私のように馬鹿正直に問い合わせすると、今後の税務の糧として根掘り葉掘り聞かれること間違いないでしょう。
税務署からすると12月早々に電話してくれた私は、↑のように見えているでしょう。
ですので、行く必要のない人は無理に利確して確定申告しない方が得策かもしれません。
ただし、以下の人は遅かれ早かれ私と同じ運命をたどります。
- 仮想通貨を円建てで買って、仮想通貨を円に戻して利益を出した人
- 仮想通貨を円建てで買って、その仮想通貨から別の仮想通貨を買った人
- 仮想通貨を使って物を買った時、円建てで買った時よりも仮想通貨が値上がりしていた人
- 仮想通貨をマイニングで取得した人
また、仮想通貨の利益は現状では、「雑所得(総合課税)」になります。ざっくり言うと、確定申告する時の儲けが大きいほど税率が上がります。
ですので、税率が上がらないようにわざと年末に利確させて税率を抑えることも可能です。
【例】1,000万円の含み益がある時
仮想通貨でまとまった利益が出た人は、確定申告が必要・不要という視点だけでなく税率にも着目した方が良いでしょう。
今年確定申告する人たちへ
実は昨年も確定申告を行っています。昨年は証券会社の口座開設で誤って「特定口座(源泉徴収なし)」を選んでしまっていたためです笑
昨年は初めてでよく分からず苦労しましたが、確定申告のシーズンになりますと国税庁が特集ページを公開してくれます。
さらに確定申告する内容ごとにマニュアルPDFを出してくれる親切ぶり。※内容が分かりづらいのは我慢しましょう
分からないから脱税しよう、ではなく戦略的に「いくら利確するか」を計算しておきましょう。
そして、勤め先から早めに源泉徴収票をもらって、ふるさと納税の上限額を計算してバンバン寄付しましょう!
1日1歩ずつ人生変えていこう!
米国株じゃないけどWBKを90株購入!!
こんにちは、やまてんです。
米国株始めますと宣言したにもかかわらず、今回買ったのは豪州株です。
高配当で有名なウエストバック銀行(WBK)の株を購入し、配当利回り6% になるよう指値注文していました。
ウエストバック銀行ってどんな会社?
もはや私が説明するまでもありません。
すでに分かりやすく、詳しく、紹介しているブログ記事があるためです。
▼三菱サラリーマン様の記事
▼たぱぞう様の記事
10年前に高校の修学旅行でシドニーやマンリービーチに行ってますが、街並み・風景が綺麗だったことと飲み水が異常に高かったことしか覚えていません。
10年経ってまさかその国の株を買うことになるとは…。
あれ、減配してないか?
購入できて喜んでいたのもつかの間、モーニングスターで配当金を見たら1.91→1.84(※豪ドル)に減配していました。
モーニングスターのKey Ratiosで要点のみがまとめられているのに、英語だからと嫌がって見ないとこういったツケが回ってくるようです…。
株価が下がり続けるようなら来年のNISA枠でナンピン買いも視野に入れようと思います!
1日1歩ずつ人生変えていこう!
今日より良い明日はない。私がiDecoをやらない理由
こんにちは、やまてんです。
仮想通貨はいったんお休みして収支の見直しを進めています。
- Amazonでヨガマットを購入して、エニタイムフィットネスを退会
- 節税効果を含めても年利1.5%に及ばない貯蓄型保険の解約
- 職場のお弁当代を抑えるために、お米のまとめ炊き
大きなところから小さなところまで、これからも少しずつ改善していき投資の種銭作りに励んでいこうと思います。
※エニタイムフィットネス:経営母体はアメリカのSelf Esteem Brands, LLC(非上場)
下がり続ける公的年金、引き上げが止まるか不安な保険料
さて、収支の見直しで案外気にかけない給与明細の税金・保険料の部分。
知らない私も悪いのですが厚生年金保険料は、ここ10年間少しずつ上がっています。
少子高齢化を考えたら当たり前というか仕方ないですが、現役世代の負担を考慮してか2017年で料率18.3%止まりなようです。
代わりに年金給付額に調整が入ります。
とは言っても、法改正できるので上限はあってないようなものですし25.9%まで引き上げたいという話も出ています。
だからこそ今を一番大事にしたい
私たちを取り巻く社会はこれまでも変わってきたでしょうし、これからも変わっていきます。
大まかに未来が描ける世の中ですと良いのですが、はっきりしていることは日本において今日より良い明日はないということぐらいです。
そうした中で60歳まで引き出し不能なiDecoには、どうしても抵抗感を感じてしまいます。好きなタイミングでアセットアロケーションいじりたいんですよね。
ただ、節税メリットが凄まじいことは分かっているので、食わず嫌いにならずiDecoの勉強をしようと思います。
最終的には、「〇〇になったらiDecoを活用する」まで、自分の中で納得できる条件を見つけたいところです!
…今週の金曜日は仮想通貨のために半休とることになりそうです。
1日1歩ずつ人生変えていこう!