サラリーマン、平日から税務署に行く(前編)
こんにちは、やまてんです。
今日は午前休をもらって税務署に行ってきます。
今回行くことになったのは、今話題の仮想通貨。
仮想通貨⇔仮想通貨で取引をした時に円換算の損益を出さなきゃいけないのですが、手元の資料からじゃ算出できないよ、ということで税務署に問い合わせした結果、行くことに。
※持っている仮想通貨をすべて円転して、総収入を出すことは可能です
後日、税務署訪問の結果を記事にしますが、無策で電話をかけると以下のようになります。
税務署職員も困っている
12月1日に税制のFAQを出してくるあたり、酷い仕打ちです…。そうは言っても脱税で摘発されると追徴課税があるのでしっかり申告しましょう。
そこで、12月4日に税務署に問い合わせしてみました。
やまてん:すみません、仮想通貨の雑所得について問い合わせしたいのですが…。
職員A:か、仮想通貨?…えー2番におかけくださいね。
やまてん:( ^ω^)
…(電話かけなおし)
やまてん:すみません、仮想通貨の雑所得について問い合わせしたいのですが…。
職員B:か、仮想通貨?…えー……税務申告の詳しい者に変わりますね。
やまてん:(;^ω^)
職員C:仮想通貨の雑所得ということで…えー何かしらの資料を見て問い合わせいただいたのでしょうか?
やまてん:( #^ω^)
やまてん:えー、今年の9月にタックスアンサーNo.1524で大まか指針が公表されていたと思います。他にもFAQのPDFが公表されていると思います。
職員C:…はい、ただいま確認いたしました。そうですね…仮想通貨に関しては調整しているところもございまして(?)。何か収支結果が分かる取引履歴みたいのものを持参して、12月8日(金)に来れますでしょうか。
やまてん:かしこまりました。ただ、相談したかった内容としては、手元の取引履歴では取引ごとの円換算損益が出せなくて困っている、ということなんですよね。
職員C:はぁ…。当日中に回答が出せないかもしれませんが、何卒よろしくお願いいたします。
やまてん:…はい(えぇ…有休が無駄になるの?)。
仮想通貨の確定申告が必要な人・必要じゃない人
このような感じで税務署の現場サイドも非常に困惑している様子です。
私のように馬鹿正直に問い合わせすると、今後の税務の糧として根掘り葉掘り聞かれること間違いないでしょう。
税務署からすると12月早々に電話してくれた私は、↑のように見えているでしょう。
ですので、行く必要のない人は無理に利確して確定申告しない方が得策かもしれません。
ただし、以下の人は遅かれ早かれ私と同じ運命をたどります。
- 仮想通貨を円建てで買って、仮想通貨を円に戻して利益を出した人
- 仮想通貨を円建てで買って、その仮想通貨から別の仮想通貨を買った人
- 仮想通貨を使って物を買った時、円建てで買った時よりも仮想通貨が値上がりしていた人
- 仮想通貨をマイニングで取得した人
また、仮想通貨の利益は現状では、「雑所得(総合課税)」になります。ざっくり言うと、確定申告する時の儲けが大きいほど税率が上がります。
ですので、税率が上がらないようにわざと年末に利確させて税率を抑えることも可能です。
【例】1,000万円の含み益がある時
仮想通貨でまとまった利益が出た人は、確定申告が必要・不要という視点だけでなく税率にも着目した方が良いでしょう。
今年確定申告する人たちへ
実は昨年も確定申告を行っています。昨年は証券会社の口座開設で誤って「特定口座(源泉徴収なし)」を選んでしまっていたためです笑
昨年は初めてでよく分からず苦労しましたが、確定申告のシーズンになりますと国税庁が特集ページを公開してくれます。
さらに確定申告する内容ごとにマニュアルPDFを出してくれる親切ぶり。※内容が分かりづらいのは我慢しましょう
分からないから脱税しよう、ではなく戦略的に「いくら利確するか」を計算しておきましょう。
そして、勤め先から早めに源泉徴収票をもらって、ふるさと納税の上限額を計算してバンバン寄付しましょう!
1日1歩ずつ人生変えていこう!