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「ゆとり」は生涯現役世代

怠惰を求めて勤勉に行き着く。20代男一人暮らしのIT社畜が、東京を舞台に投資・節約・仕事その他色々と発信するブログ

【マイナビ副業セミナー】世の中そんなに甘くない、副業に求められるスキル3つ

マイナビ副業セミナーで腹ごしらえ

昨日はマイナビ独立が主催する第2回副業セミナーに行ってきました。

立食パーティー形式で企業担当者とお話するルールだったため、副業に興味がない飯目的のコジ活屋がちらほら笑…こういった場で堂々とご飯が目的だと意思表示できる人は大好きですね。

私もご飯をモリモリ食べながら歓談させていただきました。

副業で求められるスキル

企業担当者の方とワイワイお話したのですが、副業って結構スキル求められないか?むしろ本業より必要な気がするぞ、と思うところが多々ありました。やはり、そんな簡単ではないのでしょうか。

企業だって人材を低コスト(無コスト)で調達したいのだ

副業っていうと、「何をすればお金が入るか」のように働く側の視点ばかりで考えてしまいがちです。ですが、企業側の視点に立ちながら紹介される仕事を見ると面白い傾向がありました。ほぼ全てが以下の3つのどれかを必要とする仕事を提供しているのです。

  1. 商品を作り上げる「開発力」
  2. 対面説明などで成約をとる「営業力」
  3. 情報発信を通して興味を持たせる「集客力」

企業担当者は「スキル不要です!」「やるかやらないかだけです!」と言います。ですが、これらの力は絶対に必要です。

それは質問を繰り返すと、出展企業は下記のような問題を抱えていることが分かってくるからです。

  • 商材と集客するシステムはある。後は成約だけなんだけど社内に敏腕営業マンがいないし育てるのも大変…。
  • ECサイトを立ち上げて「商品を買う人」「売買できる仕組み」は完成した。だけど、もっと商品数を増やしてとクレームが来てしまっている…。
  • 長年の経験から最高の商品を開発できた!だけど、集客力も営業力もないよ…。

ようは、副業希望者を募って足りない力を穴埋めしようとしているんですね。

スキルが無い人は少なくとも鍛える必要がある

先ほど挙げた力の内、1つでも秀でていれば副業を提供する企業とギブ&テイクな関係になれるでしょう。2つ以上あれば相手企業も大事にしてくれるはずです。ただ、それだけ才能あれば本業で役職をもらっていて副業を必要としないと思います。

問題なのがこれらの力をまったくもっていない人です。企業の話を鵜呑みにすると、お金をカモられて終了するのが目に見えています。出展企業のほとんどでは、副業希望者から加盟金を10~100万円、ロイヤリティを月に1~5万円程度回収すると言っているからです。企業にとっては採用コストもかからないどころか逆に副業希望者からお金を取れます。さらに企業の売上アップにも期待ができて一石二鳥ですね。

企業によっては力の無い人向けに定期的に勉強会を開いてフォローしてくれるところもあります。今回の出展企業は「営業力」に関する勉強会ばかり開催していました。ただ、探せば自分が磨きたいスキルを鍛えてくれる企業には出会えるでしょう。

副業する最大の目的がスキルアップなら、秀でた才能が無くてもやってみる価値があると思います。何と言ったって、副業の売上を見ればスキルアップできているか一目瞭然で、自身のスキルを定量評価できますからね。

本業と相乗効果で取り組めるのが理想形の1つ

後は企業の話で一番面白かったのは、本業の商材が貧弱でそれを補う形で副業の商材を販売していた方のお話です。と言うのも、

  • 本業ではリスティング広告の営業をしている
  • リスティング広告を導入している顧客から広告以外のSEO・WEBコンサルの需要が高まってきた
  • だけど、所属している会社にはノウハウが無くて提案できない

という経緯があったようです。そこで、SEO・WEBコンサルの商材を扱う会社の副業を始めて、副業の商材も併せて提案するようになったとのことです。

この話のケースでは本業と相乗効果が見込まれて、本業の売上と副業の売上の双方がアップした理想的なケースだと感じました。これであれば、営業力が秀でてなくとも副業として十分に成立しそうです。

ただし、この話で怖いのが一歩間違えてば利益相反になってしまうケースです。今回は本業の会社がSEO・WEBコンサルに乗り出さなかったこと、他社と業務提携していないことから一応大丈夫だと思います。もし利益相反になってしまいそれが本業にバレればクビ+損害賠償ですので注意は必要かなと思います。

申し訳程度の紹介

今回参加したセミナーの中で唯一、加盟金やロイヤリティが発生しない(であろう)企業に銀座オルガン化粧品株式会社という企業がありました。名前の通り、化粧品の製造販売をしている会社ですね。

ginza-organ.com

うーん、食事やスキンケア商品は物の良し悪し以上に自分との相性の方が大事ですからね。無理のない範囲内であれこれ試してオンリーワンを探すのが一番でしょう。

ちなみにラドンがたっぷり入った化粧品とのことです。Red Bullのように翼をさずけてくれるかもしれません。

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…まだこの会社に応募していませんが、こんなことを書いていると門前払い食らってしまいそうですね。

 

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