米国個別株デビュー!【ACN】10株を購入
こんにちは、やまてんです。
冬のボーナスを使って、ついに米国個別株をデビューしました!
今回は、1年以上前から気になっていたアクセンチュアに手を出しました。
【ACN】アクセンチュアとは
アクセンチュアは世界最大級の経営・IT系コンサルティング企業です。
コンサルティングと言うと何をしているのかイメージが湧かないと思いますが、一言で言うと相談相手に「傾向と対策」を教える仕事です。
「対策」の手法として、ITを使った業務のアウトソーシング・効率化、M&A、マーケティングの提案など、様々な業務を行うために何をしているかが見えにくくなっています。
要は、相談相手のパフォーマンスを最大化するためには手段を選びません。
また、企業によっては対策を言うだけでなく、一緒になって実現のお手伝いもしてくれます。
そのため、コンサルティング企業で働く人には多方面においてジェネラリスト以上スペシャリスト以下ぐらいの知識を求められることもあります。
そんな中でアクセンチュアは、ITを駆使したコンサルティングを得意としています。
2017年は人材不足気味なのか、IT企業に勤めているとマイナビエージェントからアクセンチュアの求人が定期的に送られてきます。
ちなみに、ライバル企業としてIBMがよく引き合いに出されます。
株価・業績について
株価の推移(2008年~2017年)
2008年~2017年の10年間で約40ドルから140ドルまで上昇しています。
また、配当利回りは2009年以降2%前後で一貫しています。
売上・営業利益の推移(2008年~2017年)
リーマンショック後の2009年~2010年は売上が落ちていますが、以降は6%前後の成長を維持しています。
営業利益もほぼ同じ動きですが成長率が8%前後のため、少しずつ営業利益率が高まっています。
配当・配当性向の推移(2008年~2017年)
驚いたことのは、リーマンショック後の2010年で配当金を倍にした点です。
2011年に配当が若干落ちていますが、基本的に右肩上がりです。…日本株とは大違い。
このグラフを見る限り当面は増配し続けてくれると思いますが、配当に合わせて配当性向も右肩上がりなのが少し気がかりです。
EPS・自己資本比率の推移(2008年~2017年)
EPS・自己資本比率ともに上昇しています。
一見すると安心感があって良いのですが、最大の資本投入先が人材であるべきコンサルティング業界では、素直に喜んでいいのか注意すべきかもしれません。
アクセンチュアの今後
アクセンチュア含め、コンサルティング業界は高給取りだけど超忙しい、というイメージが定着しています。
ただ、少なくともアクセンチュア日本法人では、高給取りを希望しなければ日系企業と同程度の仕事量で過ごすことが可能になりつつあるようです。
リンクを本記事の一番下に配置しますが、働き方改革制度を立ち上げて実際に行動しています。
巷では口だけの働き方改革が流行していますが、アクセンチュアでは1歩ずつ試行錯誤しながら行動できているようです。
こうした取り組みを実際に行動できていること、その結果を数値として把握していること。地味で基本的なことをしっかり行う会社なので、長期ホールドで見守っていこうと思います。
1日1歩ずつ人生変えていこう!
▼売上などの集計は、モーニングスターのWEBページを利用しています
▼アクセンチュアの働き方改革制度について