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「ゆとり」は生涯現役世代

怠惰を求めて勤勉に行き着く。20代男一人暮らしのIT社畜が、東京を舞台に投資・節約・仕事その他色々と発信するブログ

投資家の間でちょっぴり話題の保険「Linkx coins」の注意点

こんにちは、やまてんです。

テレビCMではガンだ、入院だ、収入が途絶えるだ、と不安を煽って医療保険の加入を勧めますが、貯蓄をしている人であれば健康保険(公的医療保険)だけで十分だという意見があります。

健康保険には高額療養費制度というものがあり、月の医療費が一定額を超えると超過分が返金されるためです。

ただし、先進医療は健康保険対象外のため全額自己負担になってしまいます。

そのため、公的医療保険の保障で基本的にOKだが先進医療の保障だけ欲しい、という人向けの保険としてLinkx coins(リンククロス コインズ)があります。

保障内容

Linkx coins紹介ページからの抜粋になります。先進医療と臓器移植のみの保障になっています。

f:id:yamaten8:20171228215614j:plain

保険料

保険料は月々500円になります。

ちなみに私が加入している終身型医療保険(月額2,676円)の内、先進医療特約は76円になります。

先進医療ごとに厚生労働大臣が定める施設基準に適合する病院、または診療所において行われるものに限ります

Linkx coinsの紹介ページに小さく書かれた一文ですが、この意味が分かりますでしょうか。

厚生労働省が認定した医療機関で先進医療を受けないと、保険が適用されないということです。

例えば50代の半数以上がかかると言われる白内障

従来の治療では近視向けか遠視向けしかないため近視かつ老眼の人には選択を迫られる状況でしたが、「多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術」という先進医療のおかげで近視・遠視両方の視力回復が狙えるようになりました。

さてこの治療法ですが、厚生労働省が認定していない医療機関でも普通に受けられてしまいます。当然ですが認定されていない医療機関で治療を受けても保険は出ません、全額自己負担です

残念なことに告知義務のある保険のプロですら、このことを知らずに先進医療特約を勧めてきたりする始末です。

※NKSJの代理店をやっている親族が全額自己負担約50万で白内障治療を受ける始末…

当然ですが先進医療特約も同じルールです。

高額療養費制度があるのに医療保険に入るのはもったいない、けど先進医療の全額自己負担は怖いから加入しておこう、ということでLinkx coinsの加入を検討することは良いことでしょう。

しかし、保険のルールを理解しておかないと思わぬところで痛い目に遭うので、加入中の保険も含めて注意しておきましょう。

(保険のプロもあまりあてにならないので、聞くだけではなくて自分で調べるクセを身につけましょう)

ちなみに、私の場合は両親ともにガン家系で母が47歳の時に患っているため、先進医療特約の付いた終身医療保険に加入しています。特定疾病診断保険料免除特約も付けています。

 

1日1歩ずつ人生変えていこう!

 

厚労省が認定していない医療機関では保険は下りません。先進医療を検討している人は厚労省のホームページで医療機関の確認を行いましょう。

www.mhlw.go.jp

 

▼個人的に500円では高すぎるのでお勧めしませんが、保険の紹介ページはこちらです。

linkx.life