アルトコインへの交換も課税対象:取引記録が分からない人の最終手段
仮想通貨で得した人、税金納めよう
こんにちは、やまてんです。
仮想通貨益の税金対応に向けてPCとのにらめっこが長くなっています。
きっかけは昨日に国税庁から発表された仮想通貨の課税ルールなのですが、せっかくなので、にらめっこまでの経緯をブログにいたします。
仮想通貨の有料セミナーを受講して購入
仮想通貨を買ったきっかけは、小川晋平さんという方が3000円で開催していたセミナーを受講したことです。
当時、まったく知識が無かった私に取引所やウォレット(実態の無い仮想通貨を預けておくためのお財布)の概要や開設方法などを丁寧に教えてもらって非常に感謝しています。
ただ、セミナーの終わりに仮想通貨のBitcoin, Ethereum, 明らかに怪しい何かを手数料5%で購入代行も行っていたり等、ツッコミどころ満載なセミナーでしたが。
話が脱線しますが、この有料セミナーをきっかけに自己投資という考えが自分に芽生えました。
仮想通貨の放置プレイができなくなった
怪しいセミナーを受けた後、その気になれば1か月で貯められる程度のお金を仮想通貨に投じます。
それからはちょこちょこ売買していましたが放置メインで、代わりに米国株や不動産について調べまわっていました。
気づけば2017年9月頃に、国税庁のホームページで仮想通貨のタックスアンサーが公開されます。その時は、現金化さえしなければ課税対象にならない(ならないと良いなぁ)と思ってたのに…
No.1524 ビットコインを使用することにより利益が生じた場合の課税関係|所得税|国税庁
そんな期待を裏切った、2017年12月1日公開の仮想通貨課税ルールがこちら。
要はBitcoinからアルトコインへ交換するタイミングで損益計算が必要になりました。
「…。」
「………。」
円換算の価格なんて控えてないわっ!!
慌てて私が利用している取引所の「bitflyer」「coincheck」「poloniex」を確認しました。
しかし、取引履歴出力機能が実装される前に売買しているので仮想通貨ベースの履歴すら確認できないものもありました。
取引記録が分からない人にできること、すべて現金化
こうなってしまうと、自分にできることは以下ぐらいしか方法が思いつきません。
- 仮想通貨を買うのに使った日本円のトータルを確認する…(A)
- すべての仮想通貨をBitcoinに両替して日本円と交換する…(B)
- (B)ー(A)=雑所得
こうすることで、「Bitcoinからアルトコインへ交換した時の細かい損得は分かんないけど、トータルで得した金額は〇〇円だ」と示すことができます。
※雑所得は給与所得等と損益通算できませんので、損した人は残念ですが損を受け入れましょう
念のために月曜日になったら上記の方法で問題ないか王子税務署に確認をとりますが、この方法で問題ないはずです。
なお、課税ルール、対処法、確定申告の方法は↓のブログが非常に分かりやすくまとめています。仮想通貨を持っている方は必見です。
そして、なぜかウォレットアプリケーションのJaxxから仮想通貨Golemの出金が上手くいかない事態に。
Bitocoin Cashを受け取り忘れていることも発覚し、思わぬ形で国営ヤクザへの納め物が増えました。
米国株投資の原資ができたと喜ぼう、そして国営ヤクザ滅ぶべし
今回の件で取引履歴を記録する重要性を勉強させていただきました。勉強代は来年の2月にお納めさせていただきます(怒)
そして、仮想通貨取引でドタバタすることになってしまいましたが、結果的にアセットアロケーションの見直しを促すことができました。
来年になったら現金の一部は再び仮想通貨に投じますが、メインは米国株に使っていこうと思います。
相場環境・法整備、いずれにおいても優れている米国株投資の素晴らしさを再認識した一日でした。
1日1歩ずつ人生変えていこう!
▼有料セミナーで配られた本。中身はよくある自己啓発本と大差ないが…一応ためにはなる。
一流の人はなぜそこまで、習慣にこだわるのか?~仕事力を常に120%引き出す自己管理~
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▼書いてあることは非常にもっとも。仮想通貨は遊びでやりましょう。