あなたが一番大切にしていることは何ですか?
20代の方でしたら、就職活動の面接で一度は質問されたことがあるんじゃないでしょうか。就職活動は正直者が馬鹿を見る茶番劇なので張り切って話を盛れば大丈夫ですが、社会人になってから真剣に考えたことはありますか。
よく分からない理想で苦しんでいる人
最近の就職活動の弊害なのか、高校、大学の同期やセミナーで知り合った同世代とワーク・ライフ・バランスで何を大切にしているか聞くとこういった話をする人がいます。
- 仕事を頑張りたいが、仕事の内容が期待していたものと違って毎日が苦しい
- 自分の仕事にやりがいが見いだせない
- 大学で学んだ専門性が活かせない部署に配属されて納得できない!
言っていることが分からなくもないですが、あなたにとっては仕事が人生で一番大切なんですかね。私にとっては仕事は生きるための手段に過ぎません。仕事からやりがいを見つけられたら幸せだとは思いますが、無理して追及する必要はないはずです。サラリーマンで働いている限り与えられた仕事をこなすのが基本になるので、その仕事から理想を追うのは無理があります。
何が大切なのか意識しているか
先ほど取り上げたのは大学同期の根っから真面目な人ばかりでレアケースだと思いますが、多くの人は次のようなことを考えているんじゃないでしょうか。
- (彼女・奥さんを安心させられるような)経済的自立・安定を身につけたい
- (彼氏・旦那が情けないから)もしもの時のためにも経済的自立の準備を進めたい
- (子どもの成長を見守れるように)働き方や時間の作り方を改めたい
「今以上の収入を手に入れたい」もしくは「仕事以外の時間をしっかり確保したい」と。私も大いに賛成なのですが、()の部分が抜け落ちちゃって「不安だ!いつか何とかしなきゃ…」って人が多すぎる…。不安に駆られて色々と行動したくなる気持ちは痛いほど分かりますが、まずは「何で不安なのか」「何をやりたいのか」をしっかり確認した方が絶対にいいです。この不安や欲求の原因みたいな部分をしっかり分析してから行動しないと、逆にもっと痛い目にあいます。私も1~2年前までは似たような感じに陥ったために現在進行形で痛い目にあっていますが、この話は別の機会に記事にいたします笑
ちなみに今、私が人生で大切にしていることは以下の通りです。
- 自由と安定なら自由を選ぶ
- やってみたいと思ったらすぐに実践したり検討したりできること
- 時間の使い方を自分で選べること
1つに絞ることができていませんが、私が大切にしていることはどうも今の仕事ではまったく達成できていません。また、1~2年前の焦ってやってしまった行動も時限爆弾のカウントダウンが始まっている状態です。でも、そんな目に遭っちゃったのがきっかけで大切なことを腰を据えて確認できて、やりたいことや目標が見えたのは大きな成果です。
まとめ
- 自分にとって何が大切なのか(大切にしたいか)、一度確認してみよう
- 大切にしているきっかけや理由を振り返ろう
- 大切にしたいことができてない焦りから、考えずに行動すると火傷する
私が書いた大切なことは現時点での話なので、結婚して家族が出来て…となるとその時その時で一番大切なことは変わっていくと思います。ただ、一度も真剣に考えたことがない人はぜひ一度、「一番大切にしていることは何か?」を考えてみてはいかがでしょうか。…さて私は全焼する前に時限爆弾からの避難や爆弾の解除方法を並行して勉強してきます。
1日1歩ずつ人生変えていこう!
筆者プロフィール
ハンドルネーム:やまてん 1990年8月、神奈川県相模原市生まれ
小学校~大学時代
音楽と絵を愛する少年
小学生の頃はピアノ奏者に憧れて父に相談するも「女々しい」と一蹴され、空手と水泳を習うことに。その他にも絵を描くことが大好きでメダルと賞状をもらうことも。また、普段からテレビで初めて聞く内容が流れると「これって何?」「なんでこうなるの?」と質問攻めにして両親を困らせていました。
ゲームにはまり過ぎて堕落していく
中学生になるタイミングでMMORPGの巨商伝やゲームセンター通いにはまってしまう。小学生の頃からテレビゲームは好きだったが、麻雀、パチンコ、パチスロのメダルゲームにのめり込んだ挙句、親のお金を無断で使い込みクズまっしぐらへ。ただ、この時の経験がギャンブルに対する免疫力や(ゲーセンで使うために)節約術を身につけました。
人生で初めて全力になれた高校生活
堕落の道を極めた結果、持久走をすっぽかして体育で1をとることに。県立高校の進学が難しなり偏差値45の私立高校へ進学。多少は反省しつつも自由気ままな学生生活を送っていたら親がガンで入院。この時、人生でこれといった努力したことがないことや取り柄がないことの危機感、親の支えがなければ社会を生きられないんじゃないかという不安を痛いほど感じました。
とにかくしっかりしなければと考えて出した答えが、受験勉強でいい大学に入ること。高2の秋、入院中の親に頭を下げて予備校に通わせてもらい予備校で猛勉強。1日11時間勉強を継続して、ギリギリ早稲田大学に合格する。
ハンターライフを送った大学生
大学では地球科学を専攻していて大学院修了まで進学。…そんなの早稲田にあったっけだって?ほらここにありますよ。リアルモンスターハンターよろしく、山と川に入っては地層をぶったたいて鉱石、化石を採取してハンターライフを満喫。
もちろん、講義中は友人とモンスターハンターに没頭。研究室に入ってからは化石の鑑定のために、日本語、英語、ドイツ語、ロシア語、ラテン語の論文を読む羽目に。同期に山ガールもいない。どうみてもネームバリューだけで選ぶと失敗するという良い例です、ありがとうございました。
社会人~現在まで
自立心を養った社会人1年目
豆腐メンタルだったこともあり、研究室の同期の中で唯一中小のIT企業に就職。自分の代が新卒採用初めてと聞いてはいたが、社内教育のナレッジがまったくないことが判明して愕然とする。自分から積極的に動かないと何も身につけられないことを悟って、ビジネス書漁りやセミナー通いを自費で始める。この時2015年。
株に出会う
休みの日に家族と銚子丸で昼食をとったときに株主優待いう存在を知る。株について色々聞きまわったところ、大学の後輩からピーター・リンチの本を勧められ株の魅力に憑りつかれる。この時は最終的に夏のボーナスでブロンコビリーの株を買う。
入社2年目で(赤字)プロジェクトのリーダーに抜擢
入社2年目の冬に突如、事業部長からプロジェクトリーダーに抜擢されて過去の赤字も含めて責任を負うことになる。3年間も製品化されてないのに常に外注の派遣さん1人がついている意味不明なシステム開発プロジェクトで早々にリリース計画を打ち立てることに。
仮想通貨投資を始める
FXについて調べていたら仮想通貨が熱いという記事を見つけ、日本クリプトカレンシー協会の有料セミナーに参加。詐欺臭いICOや送金手数料の安さがウリと力説しているのに協会経由で買付すると手数料5%などツッコミどころもあったが、仮想通貨の全体像も勉強ができcoincheckで早速始める。
ワーク・ワーク・バランス
入社3年目の春頃には営業&プロジェクトリーダー2案件兼任となり、先輩社員や事業部長が帰る中9:00-23:00が当たり前になる。仕事をするために生きている状態なのがバカらしくなり、働き方の見直しやセミリタイアを決心する。
人生初の一人暮らし
9:00-23:00勤務で自分の時間がまったくとれなくなったため、2017年3月にアパートから会社まで25分の場所にお引越し。元々、片道90分だったため1日130分も時間が生まれる!!
現在
社内主要プロジェクトの8割にプロジェクトリーダーとして参加。ゴールが明確な設計作りや業務の割り振り、各担当者が抱えている業務量から工程管理、営業チームへの顧客要望伺いと奔走しています(営業も兼任しています…orz)。
このまま本業だけやっているといつまでもワーク・ワーク・バランスから抜け出せないと思い、
- 本業以外の収入源を持つことでセミリタイアの準備を進める
- 本業の雇用契約を見直して時間的なゆとりを作る
- 急な出費に備えて仕事をしたい時に即アサインできるよう様々な業種に複業する
- 時間があろうとなかろうと趣味や自分のための時間を創り出す
こういったことを意識して行動し始めています。要は、ワーク・ライフ・バランスの改善を行政や企業に求めるのではなく、自分自身で調整できる状態になることを目指しています。そのための手法として投資を含む複業を実践していきます
目標は10年後の37歳までにセミリタイアを実現することです!
ブログのコンセプト
当ブログでは上記の目標に向けて私が実践している内容を書き留めていこうと思います。そうすることで、私と同じように仕事そのものやワーク・ライフ・バランスに悩み・目標を抱えている人たちの手助けや支えにしていきたいです。
また、先の話になりますがセミリタイアを実現した時には、同じ志を持つ人の目次になれるような情報を提供し続けていきたいです。
これまで読んだ本を振り返ってみる
(最終更新 2017/02/26)
これまで読んできた本の感想や要約をとりまとめたものです。
1.『一流の人はなぜそこまで、習慣にこだわるのか?』(小川晋平・俣野成敏 著)
この記事を書くきっかけになった本。毎日ダラダラ過ごしたり目的をはっきりさせずに資格勉強してたりした自分を思い知らされた。(2016/12/03)
#自己管理 #おすすめ☆
2.『筋トレが最強のソリューションである マッチョ社長が教える究極の悩み解決法』(Testosterone 著)
ギャグ7割まじめ3割。挫折した筋トレを良くも悪くもほど良くもう一度やる気にしてくれた本。自己啓発書に毒されている人がこれを読めば少し気楽になれるだろう。(2016/12/03)
#筋トレ #おすすめ☆
3.『臆病者のための億万長者入門』(橘玲 著)
資産運用することよりも資産運用について考えることの重要性を問う本。保険・株式・不動産・為替などの投資について書かれているが、最も重要なことは自分に投資することだということを気づかされた。(2016/12/06)
#資産運用 #おすすめ☆☆☆
4.『知らないと損する 池上彰のお金の学校』(池上 彰 著)
分かりやすく解説するためのエッセンスを学べた一冊。この本は「お金」をテーマにしているが、ぜひ自分が詳しい分野について著者が本を出していたら読んでみてほしい。ちなみに内容は、一家の大黒柱ならこのぐらいは最低限知っておいてほしいレベル。(2016/12/10)
#資産運用
5.『年収300万~700万 普通の人が老後まで安心して暮らすためのお金の話』(佐藤治彦 著)
将来への漠然とした不安を理由にむやみやたらに節約・貯蓄することの危険性を教えてくれた。また、お金にかかわるの本にしては珍しく流動資産の重要性も主張しておりお金に対する考え方を磨いてくれた一冊。(2017/01/04)
#資産運用 #おすすめ☆☆☆
6.『幸せへのパスポート』(篠塚澄子 著)
「Be Do Have の法則」を知りたくて手にした本。しかし、法則の実践方法を含む本書のメッセージがスピリチュアル過ぎて自分には理解できなかった。(2017/01/04)
#セルフコーチング
6.『地球ミッション この世は魂のトレーニング』(ぐるぐる 著)
生き方というよりは心の在りようについて強く励ましてくれる本。「私はお風呂を洗っているのではない、地球を洗っているんだ」の考え方は読んでで笑ってしまった。なお、本書のエッセンスはピンク色のページにまとまっているため、すぐに読破できると思う。(2017/01/04)
#セルフコーチング
7.『「自分を変える」心の磨き方』(マーク・ネポ 著, 野口嘉則 訳)
自分を押し殺して社畜に留まったままでいいのか、と喝を入れてくれた本。本書の「心を整える今日のエクササイズ」はスピリチュアル色が強くよく分からなかったが、本文中には自分を見つめなおすメッセージが散りばめられている。(2017/01/04)
#セルフコーチング
8.『「これでいい」と心から思える生き方』(野口嘉則 著)
世間体や周囲の期待に心苦しく思っている人にぜひ読んでほしい本。本書で「メメント・モリ」や「ゲシュタルトの祈り」を知り、自分の縛りを少しずつ解きほぐしてくれた。(2017/01/07)
#セルフコーチング #おすすめ☆
9.『ソース―あなたの人生の源は、ワクワクすることにある。』(マイク・マクマナス 著, ヒューイ陽子訳)
ワクワクする生き方やるべきだとうったえる本だが、本著を読んでてワクワクしてしまった。就活のES作成時にやるようなこれまでの人生の振り返りも、状況が違うだけでこんなにも本心でかつ思いもしなかった発想で書けるのだなと不思議に思う。(2017/01/07)
#セルフコーチング #おすすめ☆☆☆
10.『自分が源泉 ビジネスリーダーの生き方が変わる』(鈴木 博 著)
本著はビジネス上で何があっても「自分が源泉(他人事だと思っていた状況は自分が作っていたとしたら、という立場をとること)」で片づけており、この考えはすがすがしいまでに傲慢だと感じた。もしこの考えを実践している人と仕事をしたら、自分が抱えているはずの葛藤などの感情すら「自分が源泉マン」に奪われそうで怖い。ただ、本著ではハッと気づかされることも多々書かれているため、一読の価値はある。(2017/01/07)
#セルフコーチング
11.『「朝がつらい」がなくなる本』(梶村尚史 著)
キュレーションサイト問題をきっかけに快眠に関する知識を書籍から確認してみた。寝つきを良くするための方法が色々書いてあり、自分は「寝る2時間前に部屋の照明を少し暗くする」が効果テキメンで、疲れがかなり取れるようになった。(2017/01/22)
#健康 #おすすめ☆
12.『食べ物を変えれば脳が変わる』(生田 哲 著)
快眠に関する本がきっかけで、食事・栄養についても知りたいと思い読んだ。今まで自分が栄養に関して無頓着だったこと、親が栄養管理に気をくばってくれていたことに気づかされた一冊。(2017/01/22)
#健康
13.『睡眠と脳の科学』(古賀良彦 著)
11番目の書籍と同じタイミングで購読した一冊。快眠について勉強になるが、書いている内容が11番目とだいたい同じなためどっちか1冊で十分。個人的には11番目の方が今の自分に役立っている。(2017/01/22)
#健康
14.『となりの億万長者』(トマス・J・スタンリー, ウィリアム・D・ダンコ 著, 斎藤聖美 著)
当たり前だが、①倹約をして収入よりはるかに少ない金額で生活する、②ブランド品や高級車のようなステータスシンボルに浪費しない、③貯めたお金で投資を行い資産形成に努める、といったライフスタイルを身につけることが資産を築くには欠かせないと痛感した。(2017/01/22)
#資産運用
15.『改訂版 金持ち父さん貧乏父さん アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学』(ロバート・キヨサキ 著, 白根美保子 訳)
ブログ作成2年前に読んでいた一冊。お金の哲学と書いてあるように、具体的な手法はほとんど書かれていない。しかし、読み物として非常に面白いし、当時は「お金を働かす」という発想が斬新だと感じた。(2017/01/29)
#資産運用
16.『ダメなパターンから抜け出すためのちいさな工夫』(吉山勇樹 著)
ちょっとしたことだが言われてみると出来ていない、そんな習慣に気づかせてくれる一冊。本に書かれた50の”小さな工夫”をできているだけで生活が一変すると思う。自分は15個出来ていないため、少しずつ改善していきたいと思う。(2017/01/30)
#習慣
17.『ドキュメント 宇宙飛行士選抜試験』(大鐘良一, 小原健右 著)
自分を取り巻く環境が変わっていっても一定のパフォーマンスを出し続けること、常に60点以上出し続けることの大切さを学ばせてくれる一冊。(2017/02/04)
#セルフコーチング
18.『決算書はここだけ読め!』(前川修満 著)
損益計算書や貸借対照表を読めていると思い込んでいる知ったかぶりには良い薬になる本。株を購入する時にも助けになってくれると信じたい。(2017/02/05)
#資産運用
19.『面白い生き方をしたかったので仕方なくマンガを1000冊読んで考えた→そしたら人生観変わった』(堀江 貴文 著)
残念ながらこの本を読んだだけでは人生観は変わらない。あくまで人生観を変えてくれそうなマンガをとっかえひっかえ紹介してくれる本。自分はこの本がきっかけで「忘却のサチコ」と「インベスターZ」を読み始めた。(2017/02/05)
#セルフコーチング
20.『ピーター・リンチの株で勝つ アマの知識でプロを出し抜け』(ピーター・リンチ, ジョン・ロスチャイルド 著, 三原 淳雄, 土屋 安衛 訳)
学生時代の後輩に薦められて買った一冊。かれこれ3~4回は読んでいるが、読むたびに株式取引が好きになるし勉強にもなる名著。(2017/02/06)
#資産運用 #おすすめ☆☆☆
21.『いちばんカンタン!FXの超入門書』(安恒 理 著)
FX取引に興味があって買ったがほとんど役に立たなかった一冊。FXという言葉すらほぼ聞いたことが無い人向けの本であり、すでに口座開設している人はお金を無駄にするだろう。前もって著者がホンモノの投資家か調べるべきだった。(2017/02/18)
#資産運用
22.『「忙しい」「できない」「間に合わない」から受かる!超効率勉強法』(吉田穂波 著)
時間に対する意識改革の本であり、すぐに実践でき、それなりの効果を体験できた本(自分はIT系の社員だが、簡単とは言えFP技能士3級取得に必要な勉強を確保できた)。また、1章丸々TOFELや英語の学習方法をまとめているため、英語の学習法目的で本著を買って良いと思う。(2017/02/18)
#習慣
23.『普通の人が、ケチケチしなくとも毎年100万円貯まる59のこと』(佐藤治彦 著)
普段のお金の使い方について改めさせてくれる点では一読の価値があるが、正直「年収300万~700万 普通の人が老後まで安心して暮らすためのお金の話」を読んでいれば本書を読む必要なし。なお59のテクニックの内、50以上は実践済み・自分の生活には取り組む必要のないものだった。(2017/02/18)
#資産運用
24.『「ダラダラ癖」から抜け出すための10の法則』(メリル・E・ダグラス, ドラ・E・ダグラス 著, 川 勝久 訳)
1度読むとやる気が芽生えるけどうまく活用できず、2度読んでも生活に取り入れることが出来ずに萎える本。3度目でようやく「本著の内容を実際の動作に変換しないといけない」と気づいた。現在、生活に取り込み中。(2017/02/26)
#習慣